【2018年最新】川越市のハザードマップをわかりやすく解説

【更新】2019.10.12 21:09

台風19号の上陸に伴い、川越市の一部の地域に避難勧告が出されております。

川越市のホームページが繋がり難い状況ですので、川越市防災危機管理室のTwitterの情報を転載しておきます。

特に避難勧告が出されて居ない場合でも、お近くに川や水路がある場合は今後避難勧告に変わる場合もありますので行政からのアナウンス(ツイッター等)の情報に注意して下さい。

配信日時 2019年10月12日 21時03分
件名 避難勧告
本文 夜間に上流のダムが放流される可能性があるため、入間川及び荒川流域(山田地区、芳野地区、古谷地区、南古谷地区)に避難勧告(警戒レベル4)を発令します。特に堤防近くにお住まいの方は、ただちに避難所へ避難してください。避難所への避難が困難な場合は、自宅の2階などできる限り高いところへ避難してください。

次の避難所を新たに開設します。
芳野小、古谷小、東中、川越第一中、川越第一小

内容

配信日時 2019年10月12日 18時50分
件名 新たに避難所を開設します
本文 避難指示(緊急)警戒レベル4が発令されている入間川流域について、霞ケ関東小と川越小を新たに避難所として開設しています。なお、避難が困難な場合は、避難所への避難に限らず、近くの安全なところに緊急に避難するか、自宅の2階などできる限り高いところへ緊急に避難してください。
川越市

 

内容

配信日時 2019年10月12日 18時00分
件名 避難指示(緊急)
本文 入間川の水位が堤防を越えるおそれがあるため、入間川流域に避難指示(緊急)警戒レベル4を発令します。大変危険な状態です。直ちに避難を完了してください。避難所への避難に限らず、近くの安全なところに緊急に避難するか、自宅の2階などできる限り高いところへ緊急に避難してください。
なお、山田小を新たに避難所として開設しています。
川越市
 

内容

配信日時 2019年10月12日 11時17分
件名 避難勧告
本文 ※2通中2通目
以下地域に避難勧告(警戒レベル4)を発令します。ただちに最寄りの避難所へ避難してください。避難所への避難が困難な場合は、自宅の2階などできる限り高いところへの避難をお願いします。
九十川流域(南古谷地区)
土砂災害警戒区域(岸町2丁目、新宿町3丁目、仙波町4丁目)
入間川流域
川越市
 

内容

配信日時 2019年10月12日 11時14分
件名 避難勧告
本文 ※2通中1通目
以下地域に避難勧告(警戒レベル4)を発令します。ただちに最寄りの避難所へ避難してください。避難所への避難が困難な場合は、自宅の2階などできる限り高いところへの避難をお願いします。
小畔川流域(名細・霞ケ関北地区)
不老川流域(高階地区)
久保川流域(岸町3丁目、新宿町6丁目、福原地区、大東地区)
川越市
 

避難勧告 2019.10.12.10:00

内水氾濫の危険が高まったため、寺尾地区に対し、避難勧告(警戒レベル4)を発令しました。ただちに最寄りの避難所へ避難してください。また、避難所への避難が困難な場合は、自宅の2階などできる限り高いところへの避難をお願いします。

 

内容

配信日時 2019年10月12日 08時38分
件名 自主避難所を開設しています
本文 台風第19号への対応のため、次のとおり自主避難所を開設しました。
・芳野市民センター、古谷市民センター、南古谷市民センター、高階市民センター、福原市民センター、山田市民センター、名細市民センター、霞ケ関市民センター、川鶴市民センター、霞ケ関北市民センター、大東市民センター、中央公民館、南公民館、北公民館、霞ケ関北公民館
※自主避難所は、避難スペースのみの提供となり、食料等の提供はいたしませんのであらかじめご了承ください。
川越市
 

 

 

内容

配信日時 2019年10月12日 08時30分
件名 避難準備・高齢者等避難開始
本文 ※2通中1通目
以下地域に避難準備・高齢者等避難開始(警戒レベル3)を発令し避難所を開設します
・小畔川流域(名細・霞ケ関北地区)
鯨井中、名細中、川越西中、霞ケ関北小
・寺尾地区
寺尾小、寺尾中、高階南小
・不老川流域(高階地区)
高階北小、高階小
・久保川流域(岸町3丁目、新宿町6丁目、福原地区、大東地区)
武蔵野小
川越市
 
 

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『平成30年7月豪雨』をきっかけに、国民の関心を集めている「ハザードマップ」

今回の被害に関しては、その分野に詳しい人も含めて、ここまで被害が拡大してしまうということを誰も予測していなかったと思います。

・日本の年間降雨量は世界平均で約2倍

・日本の川の長さが短く、上流から下流への勾配が急で一気に海へ流れるため、いったん雨が降ると、急に増水し短時間のうちに洪水のピークになる

そもそも日本は水の災害が起きやすい環境にある、そのことを自覚できていない人が多いのではないでしょうか。
今回の災害もこの記事を読んでいらっしゃるあなたも、決して他人事ではないはずです。

特に埼玉県は「河川面積割合」が全国の都道府県1位ですから、なおさらですね。
その中でも、川越は「荒川」「入間川」「不老川」「びん沼川」「九十川」「新河岸川」などたくさんの川が走っています。

いつ起こるかわからない災害に対して、準備しておくべきことはたくさんありますが、今回はその中でも「ハザードマップ」について焦点を絞って、解説をしていきたいと思います。

今川越市に住んでいる方も、これから住むことを検討している方も把握しておくべき大事な事だと思います。ぜひ参考にしてみてください。

川越市ハザードマップ〜そもそもハザードマップって?〜

そもそもハザードマップとは何か。

国土交通省 国土地理院が公開しているホームページでは下記のように定義付けしております。

“「ハザードマップ」とは、一般的に「自然災害による被害の軽減や防災対策に使用する目的で、被災想定区域や避難場所・避難経路などの防災関係施設の位置などを表示した地図」とされています。防災マップ、被害予測図、被害想定図、アボイド(回避)マップ、リスクマップなどと呼ばれているものもあります。„

つまり、「自然災害による被害範囲を地図化」したものということですね。

川越市ハザードマップ〜川越市が公開している4つのハザードマップ〜

川越市では下記4つのハザードマップを公開しています。

①地震ハザードマップ

②土砂災害ハザードマップ

③洪水ハザードマップ

④内水ハザードマップ

後ほどそれぞれ解説していきます。

川越市ハザードマップ〜川越市の特徴〜

この後、ご説明していく各ハザードマップを見るとわかりますが、川越市の特徴として北東部に注意地帯が固まっていることがわかります。山田・芳野・古谷・南古谷などですね。

川越市北東部の境に沿うように入間川・荒川が流れています。地盤が軟弱化しやすく、地震時にも揺れやすく、川の近くなので当然洪水の恐れもあります。

各ハザードマップでは目安となる数値があります。地震であれば「震度」、洪水であれば「雨量」などがそれに当たります。実際にどのくらいの値になると危険なのか、それぞれの数値にも注意して確認することが大切です。

川越市ハザードマップ〜①地震ハザードマップ〜

「地震」に特化したハザードマップです。

「関東平野北西緑断層帯地震」が仮に起きた場合の危険度を【50m✖︎50m】ごとに予測して、地図に色分けしたものです。

さらに3つの種類にわかれます。1「ゆれやすさマップ」、2「地域の危険度マップ」、3「液状化危険度マップ」です。

1.ゆれやすさマップ

その名の通り、ゆれやすさをわかり安く表示したマップです。

「関東平野北西緑断層帯地震」を想定して、その際にどのくらい揺れるかがわかります。
※関東平野北西緑断層帯地震についてはこちらを参照ください


(出典:川越市HP

2.地域の危険度マップ

地域の危険度マップは1の揺れやすさマップで予測された地震が発生した場合に、建物が東海する可能性を「建物の築年数」や「建物の構造」などから推定して、その割合を地域の危険度として色分けして表示したマップです。

こちらからご確認ください。

<全壊棟数率>

・赤・・・10%以上
・黄・・・5%〜10%
・緑・・・1%〜5%
・白・・・1%未満

上に行けば行くほど危険度が高く、「全壊してしまう建物が多い地域」と言えます。

3.地域の危険度マップ

1の地震が発生した場合に置ける液状化の危険度を予測したマップです。
(液状化とは、地盤が一時的に液体のようになってしまう現象。地盤沈下などの原因となってしまう。)

(出典:川越市HP

川越市ハザードマップ〜②土砂災害ハザードマップ〜

「土砂 イラスト」の画像検索結果

川越市では「土砂災害防止法」に基づき、下記の2つの地域が「土砂災害警戒区域及び土砂災害特別警戒区域」(土砂の被害にあう可能性高いよ地域)に指定されました。
※H26年1月28日に指定

・岸町2町目地区の一部


(出典:川越市HP

・仙波町4町目地区の一部

(出典:川越市HP

避難についてや、日頃気をつけておくべきことがこちらにまとめられてますので、周辺に住む方はご覧になってください。

川越市ハザードマップ〜③洪水ハザードマップ〜

川越市に流れる河川について、洪水時の浸水状況や避難方法・対策についてまとめられております。「荒川・入間川」と「新河岸川」と2つあります。

1.荒川・入間川

こちらをご覧ください。

2.新河岸川

こちらをご覧ください。

想定しているのは「3日間に548m、統計上200年に1回程度の確率で起こる大雨」のようです。

ちなみに今回の「平成30年7月豪雨」の雨量は下記となります。

広島市…444ミリ(8日午前9時20分までの72時間)
岡山市…311ミリ(8日午前8時50分までの72時間)
松山市…360.5ミリ(8日午前8時までの72時間)

今回の豪雨以上の雨が振る場合を想定しているということですね。

川越市ハザードマップ〜④内水ハザードマップ〜


(出典:多治見市

「内水」とは、河川の水を外水と呼ぶのに対し、堤防で守られた内側の土地(人がすんでいる場所)にある水を「内水(ないすい)」と呼びます。

川越市によると、急激な都市化の影響でアスファルト率が高くなり、雨の浸み込む場所が減少したことにより、雨水を排水しきれない「内水はん濫」発生の可能性が高くなっているようです。

川越市の内水ハザードマップはこちら

こちらは平成15年8月5日に川越市で観測された集中豪雨(時間最大雨量72.5ミリ)を想定として作成されたマップです。

川越市の避難場所について

川越市の避難場所

川越市ではヤフー株式会社と『災害に係る情報発信等に関する協定』なるものを締結しており、避難場所についてはヤフー地図にて確認ができます。

川越市の避難場所の確認はこちら

川越市ハザードマップ〜まとめ〜

異常気象や地震の多発、記録的寒波・・・頻度が多すぎて『異常』な状態に慣れつつある人も多いのではないでしょうか。

しかし、首都圏直下の巨大地震が来るのもそう遠くない、と言われています。

「備えあれば憂いなし」

災害に関しては準備「しすぎる」という事はないと思います。

準備の第1段階として、住んでいる場所(住みたい場所)の実態の把握をぜひしてみてください。
また、ご家族やご近所の方と情報共有し、災害に対しての意識をみんなで高めていきましょう。