「不動産屋が書くコラム」 2018年05月06日

新築未入居とは？新築・中古との違いは？【川越の不動産営業マンが解説！】

こんにちは！　アイエー住宅販売川越本店　営業の榎本です。

えのもと2

住宅の購入を考えていて、色々なサイトやチラシなどでお家探しをしていると、意味の分からない言葉や難しい用語がたくさん出てくると思います。また、居住用の物件一つとっても、新築戸建て・中古戸建・新築未入居戸建・新築テラス・中古テラス・新築未入居テラス・新築マンション・中古マンション・新築未入居マンション・土地（所有権・借地権等）等々、様々な物件種類があります。その中で今回は『新築未入居』という言葉の意味についてご説明しようと思います。お家探しをする上で少しでも参考にしていただけたら幸いです。

新築未入居

新築未入居物件とは？新築なの？中古なの！？

お家探しをしていると、「新築未入居」とか「未入居」という言葉を見かけたことがあるという方はたくさんいると思います。新築なんだから未入居は当たり前でしょと思う方もいらっしゃるかと思います。そこで今回は、不動産折込みチラシやインターネットチラシ等で使われている未入居という言葉について簡単に説明しようと思います。まず、未入居物件というのは、新築でも中古でもありません。車でいうと新車未使用者に近いような感じですかね。

「新築未入居」とは？

家を建てるには、様々な許可の申請や検査等が必要になってきます。大まかに言っても建築確認申請や物件によっては適合証明の申請、中間検査・完了検査等があります。新築未入居物件というのは、建物の完了検査（この建築物は申請図面通りの内容で間違いなく建てられているかを確認する検査の事）が終わってから、一年間経った物件の事を新築未入居物件といいます。

新築未入居物件はお得なの？

それでは、新築未入居物件はお得なの？という事について考えてみます。新築未入居物件のメリットとしては、ズバリ新築物件に比べて割安な場合が多い事やモデルハウスとして使用していた場合もある為、家具や照明等も付いていることもある事がメリットです。また、デメリットとしては新築未入居物件はあくまでも「中古物件」ですので、新築での瑕疵担保責任（売主様からの保証）や減税措置を受けられないものもあるので十分な注意が必要ですが、総合的に判断しても新築未入居物件はお買い得だと思っていただいていいと思います。ただ、なかなか出回りませんのでもし見かけた場合はお問合せしてみたり、実際に物件見学に行ってみましょう。