市街化調整区域内の土地を有効活用しよう~駐車場編~

みなさんこんにちは。新入社員の萩原です。

今回は市街化調整区域内の土地を有効活用するために、駐車場を作る為の注意点やメリットデメリットをご紹介していきます。
このコラムを最後まで読んだ時に少しでも市街化調整区域の土地に興味を持っていただけたら嬉しいです。では、よろしくお願いします!

市街化調整区域について

まず「市街化調整区域」をざっくり説明すると、「市街化区域」と「市街化調整区域」と分けられ、このような違いがあります。
・「市街化区域」
原則、建物を建てられる
・「市街化調整区域」
原則、建物を建てられない
ですが、そんな「市街化調整区域」でも都市計画法34条の開発許可があれば建物を建てることができます。
更には「市街化調整区域」は「市街化区域」と比べて価格が安いです。

市街化調整区域に建物を建てたい場合には都市計画法34条の開発許可が必要になりますが、建物じゃなければ許可も必要なく有効活用することができます。

建物じゃないものって何?!

例えば、駐車場や太陽光発電、資材置き場です。
これらには壁や屋根がなく建築物には当たりませんので、もちろん開発許可が必要ありません。さらには、建物と比べ費用すら安く抑えることが可能です。

市街化調整区域の土地を持っている方や、建物ではないもの(駐車場や太陽光発電、資材置き場)を設置したい方にはオススメです。

今回は「市街化調整区域」に駐車場を作るについて徹底解説していきたいと思います!

市街化調整区域に駐車場を作る為の条件と注意点

市街化調整区域は手入れされていない土地なので完成するまでに手間がかかる場合があります。
まず駐車場経営をするにあたって色々な条件があります。
➀所有地が駐車場経営が可能か調べます。
・道路に面しており、道路と所有地の高低差がないか。または、所有地内でも高低差はないか。
この場合、道路と所有地の間の段差は段差の部分をスロープ型にするか段差プレートなどで改善する事ができます。(段差プレートは通販でもあります)
所有地内の段差については自らできれば地ならしをし、あまりにも段差がひどい場合には業者に頼んで整地工事をしてもらいましょう。
・道路と所有地の間に、ガードレールや街路樹、電柱、標識などはないか。
この場合、ガードレールは国土交通省や各行政、街路樹は役所、電柱は電力会社、標識は警察署に協議をし許可が下りれば撤去してもらえます。その時、撤去するにあたって料金が発生するので注意が必要です。
※これらは市街化調整区域に限らずどこに作っても確認しなければいけない事です。

②需要と供給
・集客面において、その周辺に会社や住宅があり利用者は存在するのかを把握しないと赤字になってしまいます。(基本的には建物を建てられない地域なので人口が少ないです)
・付近に同業者(駐車場)がないかをチェックしましょう。付近に存在すると収益が分散されてしまう可能性があります。逆に稼働率が高い駐車場付近にあえて作るなんて方法もあります。これについては一概にこれ!とは言えず正解は結果次第です。なので最初にしっかりと確認しておきましょう。

メリットデメリット

『メリット』
・市街化区域と比べると費用が格段に抑えられる
・整地されている場合、ロープ張りや白線を引くだけで完成する
・都市計画税がかからない

『デメリット』
・市街化区域と比べると利用者が少ない
・整地されていない場合、時間、手間、費用がかかる
・建物ではないので固定資産税が高くなる

市街化調整区域内に土地を持っている方

せっかく市街化調整区域内に土地を持っているのに、放置している方必見!
ただ土地を持っているだけでは税金がかかるだけです。せっかくならその土地を有効活用して毎月臨時収入になったら嬉しいですよね。

他にも、市街化調整区域内に資材置き場にしたいという方は下記の記事をご覧ください。

市街化調整区域内の土地を有効活用しよう~資材置き場編~

興味がある方

市街化調整区域内に土地を持っているけど使い道がわからない、初期費用を抑えた駐車場経営をしてみたいという方は、まず当社にご連絡ください。
無料相談受け付けております。
アイエー住宅販売(ASIAGROUP)は市街化調整区域に関しての知識は日本一です。自信をもってお答えいたします!

お問い合わせ、資料請求、見学のお申し込みはこちらから

お電話からのご予約・お問い合わせ

川越本店

TEL.049-265-3631 営業時間:9:00~18:00 定休日 毎週水曜/夏季/年末年始
Fudousan Plugin Ver.6.0.2