遺跡発見!?狭山市で発掘調査を体験ができる!

こんにちは、営業事務の寺島です。今日も暑いですね~。連日暑い日が続いていますが、皆さん夏バテしてませんか?私は、すでに夏バテ気味です・・・(^^; 皆さん、しっかり食べて夏バテに気をつけてくださいね。

さて、小・中学生たちは夏休みに入られたのでしょうか?学生の夏休みというと・・・プール遊び、花火遊び、毎日の日記・・・そして夏休みの宿題!!を思い出します。特に、自由研究を何しよう、何しようと悩んで、よく夏休みの最後に追い込まれていました。笑  皆さんはそんなことはなかったですか?今年の夏休みの自由研究をまだ決めていないお子さんがいる方!歴史が好きな方!などにお勧めしたいことがあります。

狭山市で遺跡の発掘調査ができるんです!では、今日はそのご紹介をしますね。

遺跡の発掘調査を見に行こう!

狭山市 遺跡 発掘調査

現在、狭山市では、圏央道狭山日高インターチェンジ近くの狭山工業団地を東西に拡張する「狭山工業団地拡張地区基盤整備事業」を進めています。この事業予定区域の柏原で、奈良・平安時代の集落跡である、鳥ノ上遺跡、小山ノ上遺跡、上双木遺跡の発掘調査を行っています。3つの遺跡が発掘調査されていますが、大部分は鳥ノ上遺跡だそうです。そこで、8月と9月に遺跡の発掘調査体験が行われます。奈良・平安時代(8世紀~9世紀ごろ)に想いを馳せて調査体験するのはいかがですか?

発掘調査ってどんなことをするの?

遺跡に埋もれている昔の人々の生活の跡を掘り出します。出てきた生活の痕跡を遺構、土器などの生活用品を遺物と呼びます。これらの遺物を記録したり、保存し、昔の人々の生活を検討する際の資料にしていくそうです。

☆発掘調査、平日の9時~15時に行っています。見学もできるそうです。見学をご希望の方は、調査員に声をかけて下さい。団体での見学は、事前に社会教育課にご相談下さい。

*雨天は中止です。

遺跡ってなに?

さて、遺跡を発掘しようと話していますが、そもそも遺跡って何かというと、昔の人々の生活の跡が土の中に残っている場所です。狭山市内では、縄文時代(約15,000年前)から中世(約400年前)までの遺跡が確認されているそうです。市内でこんなに昔の遺跡が出てきているのは驚きました。

柏原の発掘調査ではどんなものが出てきているの?

狭山市 遺跡 発掘調査

これまでに、66軒の竪穴住居跡や倉庫などに使用されていた掘立柱建物跡、土壙が見つかっています。

◎竪穴住居跡とは・・・当時の東日本では一般的な住居で、地面を掘り、茅葺き屋根などで覆った造りの住居と考えられています。

◎掘立柱建物跡とは・・・複数本の柱を建てて作られた建物です。倉庫などに使用されていたと考えられています。

◎土壙とは・・・方形または円形に掘られた穴。落とし穴や食料などの貯蔵、墓、トイレなどいろいろな用途で使われていたと考えられています。

そしてまた、当時の食器の須恵器や、煮炊用の器の土師器などの遺跡が見つかっています。

須恵器とは・・・現代で言うお茶碗。ロクロで作られ、窯で焼かれたものです。

土師器とは・・・現代で言うなべ。煮炊き用の器です。ロクロを使わず、輪積みで形を作り、野焼きで焼いたものです。

狭山市 遺跡発掘調査

その他、糸をつむぐために使用された器具の紡錘車、鉄製の小刀の刀子が発掘されています。こうしたものを実際に発掘すると、本当にここに当時の人がいて生活していたんだ~・・と歴史を感じますよね。狭山市の博物館では、狭山市で出土した縄文土器や、古墳から出土した太刀などが展示されています。もっと狭山の歴史を知りたい方は是非行かれて見て下さいね。

発掘調査体験の参加者を募集しています!

調査員と一緒に、普段はなかなか体験する機会のない遺跡の発掘調査が体験できます。

日時:8月23・24日/ 9月27・28日(木・金)10時~11:30*雨天中止

内容:調査員による説明の後に遺構の発掘を体験します。

対象:小学生3年生以上(小学生は保護者同伴)

定員:各日10名(先着順)

費用:各300円(保険料)

申し込み:7月17日(火)から申込み者の住所、氏名、年齢、電話番号、参加希望日と費用をもって社会教育課へ お問い合わせ:社会教育課 04-2953-1111

では皆さん、遺跡の発掘を楽しんで来て下さいね!遺跡が見つかるといいですね☆ここまでお読み頂きありがとうございました!

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