土地を購入して入居までの流れ マイホーム計画 【その1】

そろそろ賃貸をやめて家を建てよう。できれば建売ではなく理想の家を建てたい。そんな思いはあるけど、実際動き出すとしたら何をしたらいいの?マイホームを建てるにあたり何となくで始めてしまうのではなく、しっかりとプランを決めて動くことです。では、土地の購入から家の建築、住めるようになるまでのお話していきたいと思います。

土地を購入して家が建つまでにどれくらいかかるの?

例えば来年、子供が小学校に入学する。そのタイミングに合わせて家を建てて住み始めようと計画。しかし、土地を探して家が建つまでの期間てどれくらいなの?間に合う?入居の日程を決めその日までに合わせた計画を建てて行くことです。ただし、土地探しにどのくらいの時間がかかるのかについては個人差があります。気に入った土地が見つかれはすぐですが、なかなか希望に沿った土地が見つからない場合は時間はかかります。目安ではありますが、土地を購入して家が建つまでどのくらいの期間が必要なのか、ご説明していきましょう。

土地の購入から入居までの流れ

1.イメージ作り
         ↓
2.資金計画
         ↓(約1〜3ヵ月)
3.土地探し
         ↓
4.施工会社探し
         ↓
5.敷地・地盤調査
         ↓(約3〜6ヵ月)
6.土地購入・契約
         ↓
7.建物プラン・設計
         ↓
8.建築請負・設計
         ↓
9.建築確認申請
         ↓(約3〜10ヵ月)
10.住宅ローン申請
         ↓
11.施工(着工・上棟・竣工)
         ↓(約4〜12ヵ月)
12.完成引き渡し・入居
(約1〜3ヵ月)

※所要日数は目安です。

大きな買い物だからこそ、急がず計画を

流れをご説明しましたが、家が建つまでに約1年以上の時間を要します。決して安くはない、大きな買い物です。これから先長く住む家だからこそ、どこでもなんでもいいわけにはいきません。おおよその流れを把握し、しっかりと計画を建てていきましょう。

事前に希望条件や家のイメージをプランニング

みなさん、現在のお家はどのように決めましたか?生まれた時から住んでいる場所の方もいれば、結婚を機に実家を出で旦那さんが通勤しやすいように駅近くで賃貸を借りた、お子さんの為に教育施設が近いエリアで探した、家が広かったから、安かったから、条件は様々です。土地探しやマイホーム計画でも同じことが言えます、何を重視するのかが大切です。また、どんな家に住みたいかのイメージをし、まずは自分たちの条件を出してプランニングしていきましょう。

1.希望のエリア

希望のエリアを決めておきましょう。通勤は車を使うので、少し都心からは離れた自然がある所に住みたい。出来れば駅徒歩15分以内のところに住みたい。細かいところで言うと、教育施設までの時間、通勤通学時間、医療福祉施設の充実度、スーパーなどの商業施設など周辺環境のエリア調査をしておくといいでしょう。希望条件を出して行くことで住みたいエリアか絞られてきます。今現在のことも大切ですが、将来のことも踏まえてエリアを絞っていきましょう。

2.希望の土地の広さ

ここの物件が気に入ってどうしてもここに住みたい。と言えば別ですが、土地ではまだ建物がないのでそうはいきません。建物もないのでちょっと想像がつきにくいですよね。実際に住宅展示場や建売物件の現地販売会に足を運び、土地の広さ、建物の面積、どれくらいのものなのか実際に目で見るのも大切です。

イメージができたら資金計画を立てよう

家のイメージや、希望エリアは絞り込めた。次は資金計画です。今現在の貯蓄はいくらあるのか年収は?用意できる頭金。月々のローン返済はいくらまでなら可能か。土地+建物の金額を考えて希望予算を出し、無理のない資金計画を立てていきましょう。

資金計画に大切なPOINT【かかる費用】

まず何にお金が掛かるのか、いつ・何を払うのかを確認していきましょう。

土地購入にかかる費用
1.売買契約時に払う手付金(価格の約5〜10%)
2.土地の引渡し時に払う購入物件の残代金(手付金、借入ローン借入額を引いた額)他、土地購入にかかる諸費用(印紙代、登記費用など約土地代金の10%)

注文住宅にかかる費用
1.見積もり作成時に払う設計費、敷地の測量、地盤調査(必要な場合)など
2.工事費用
*請負契約時に払う契約金(約工事費の10%)
*着工時に払う地鎮祭費など(約工事費の30%)
*上棟時に払う上棟式費用など(約工事費の30%)
*引渡し時に払う諸費用(登記費用、ローン借入費用など)(約工事費の30%)

※費用の%はあくまでも目安です。

建物以外にも費用がかかる?

注文住宅では、建物費用の他に付帯工事費というものが掛かります。付帯工事費とは電気・ガス・外構などの工事費のことです。家に住むにあたり電気・ガス・水道のライフラインが整っていないと生活はできないですよね。分かりやすく言えば、整備費ですね。なので注文住宅でかかる費用は、『本体工事費(70%)+付帯工事費(20%)+諸費用(10%)』となります。家を建てると言っても色々と費用が掛かりますね。これらを踏まえて無理のない資金計画を立てていきましょう。

また【その2】で続きのお話しをしたいと思います。


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