新築一戸建てを購入時のTVアンテナ or フレッツテレビ or J-COMのメリット・デメリット・設置費用を比較！
一般的な新築を購入時、標準で設置されていない設備がいくつかあります。主に網戸やシャッター、カーテンレール、テレビアンテナ等です。当社で新築一戸建てをご購入の場合には、当社提携の施工業者をご紹介させて頂いておりますが、予め知識をつけておく事で失敗の無い選択を出来る事と思いますので、今回は【テレビアンテナ設置】のメリット・デメリット・設置費用などをご説明させて頂きたいと思います。
TVアンテナを設置し地上デジタル放送を見る
現代のテレビアンテナには大きく分けて２種類ございます。
・屋根の上に立てる【アンテナ方式】
・アンテナを立てずに回線業者と契約をする【有線式】
まずは、従来のアンテナを立てる方式を説明していきたいと思います。
従来のアンテナ式（UHF・VHFアンテナ)
こちらが一般的に知られている従来のテレビアンテナです。屋根の上に設置して、電波をキャッチする仕組みです。上の絵の形の他にも様々な形がありますが仕組みは同じになります。まずは、こちらのアンテナのメリット・デメリット・施工費をご説明させて頂きます。
メリット
・初期設置以降、ランニングコストがかからない。
デメリット
・雷が落ちる可能性がある。（アンテナに雷が落ちた場合、宅内の電化製品が全損する可能性が高い）
・屋根の上に設置するために太陽光パネル等の設置が難しくなる。（オール電化住宅にするには不向き）
・鳥が止まり糞害を受ける、破損する場合がある。
・大雪が降った場合にアンテナの崩壊と共に屋根も一緒に破損するリスクがある。
・悪天候時、映りが悪くなる、映らない場合がある。
・強風でアンテナの方向が変わってしまう。（再調整の必要）
従来のアンテナには自然現象によっての悪影響を受けやすいデメリットが複数あります。また、BS放送、CS放送をご覧になりたい場合は別途アンテナが必要になります。
CS放送・BS放送用はこんな感じのアンテナです。
-設置費用-
地上デジタル放送用のアンテナの設置は、おおよそ8万円〜10万円が相場といった感じになります。
フレッツテレビ（光回線）とJ-COM(ケーブルテレビ)の比較
■フレッツテレビ（光回線）で地上デジタル放送を見る。
光回線でテレビを見る。と言うのは、フレッツテレビ（NTT東日本提供のサービス）になります。フレッツ光を契約する事で利用できるオプションサービスとなりますので、必ずインターネットの契約とセットとなります。 
屋根の上にアンテナを立てずに地上デジタル放送とBS放送が見る事ができます。CS放送（スカパー、ひかりTV）等も別途契約で見る事が可能です。
-設置費用-
19,800円が定価となります。各種キャンペーンが存在していますので定価表示とさせて頂きました。2017/7現在
-月額費用-
660円/月 別途インターネット契約必須
■J-COM(ケーブルテレビ)で地上デジタル放送を見る。
ケーブルテレビで見る。と言うのは、地域で営業しているケーブルテレビ会社のサービスを用いて、アンテナを立てずに地上デジタル放送やBS放送、CS放送を見るサービスとなります。当社があります川越市の提供会社はJ-COMとなります。こちらも光回線でテレビを見る場合と同様にインターネットの契約とセットになります。
-設置費用-
6,000円が定価となります。各種キャンペーンが存在していますので定価表示とさせて頂きました。2017/7現在
-月額費用-
2500円〜/月 インターネット料金込み
—フレッツ光とJ-COMの違い、その１
フレッツ光は光回線（光ファイバー）を用いたサービスでデータの転送が高速です。一方、J-COMは独自に引いたテレビ線（同軸線）を用いたサービスです。何が違うのか？と言うと、インターネット利用時に差が出ます。
・フレッツ光は現在、最大２ギガの速度を提供しています。
・J-COMは最大320メガの速度です。（一部条件によっては最大１ギガ/au光を流用）
インターネットの仕組み、速度に違いがあります。
—フレッツ光とJ-COMの違い、その２
フレッツ光のメインの商材はインターネットです、一方JーCOMのメインの商材はテレビ。よって、J-COMはテレビのチャンネルライナップやサービスが非常に豊富です。フレッツ光でCS放送をご覧になりたい場合は別途（スカパー、ひかりTV)等を契約する必要がありますが、J-COMの場合は初期のプランの中に CS放送が含まれています（TVサービスを申し込みの場合）。
–フレッツテレビ・J-COM共にサービス内容に違いはありますがメリット・デメリットは類似しておりますので一括で表記いたします。
メリット
・アンテナを立てずに地上デジタル放送、BS放送、CS放送を見る事ができる。
・アンテナを立てない事により、自然災害のリスクを無くせる。
・アンテナを立てない事によりオール電化住宅にしやすい。
・アンテナを立てない事により家のデザインが保たれる。
・古いアナログテレビでも地上デジタル放送を見る事ができる。
デメリット
・必ずインターネット契約とセットになるので、毎月の利用料が発生する。
結局どれにするべきなの？
【アンテナ設置がオススメの方】
・インターネット不要な人 ・月々のコストをかけたくない人 ・太陽光パネルの設置の予定なし ・自然災害のリスクは仕方ない、でお考えの方は、従来の屋根の上に設置するアンテナが良いと思います。
【フレッツテレビがオススメの方】
・屋根の上にアンテナを立てたくない方 ・インターネットを利用する予定で高速度を望む方 ・CS放送はあまり必要無い方、はフレッツテレビが最適と思います。
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【J-COMがオススメの方】
・屋根の上にアンテナを立てたくない方 ・インターネットはやるけどそこまで速度は必要ない ・CS放送のコンテンツ量が非常に重要の方、はJ-COMが最適と思います。