住宅ローンは何処で組めばいいの?失敗しない為の住宅ローンの知識

新築・中古戸建て、マンションや土地を購入する際にほとんどの方が利用する住宅ローン。ネットでも銀行の比較サイトなどが沢山ありますが、今回は不動産屋が考える住宅ローンについて書いてみたいと思います。

住宅ローンは何処を選べばいいの?参考画像

変動金利と固定金利

住宅ローンを借り入れる際、この2つの選択肢で悩む方も多いと思います。

変動金利とは…

当初貸出時から最終返済期限までの間、適用する金利を金融情勢に応じて変動させるもの。ローン完済の時までの金利が変わりますので、金利の変動によって返済総額も変わります。35年のローンを組んだ際は20年後、30年後の予想というのは難しいですよね。

固定金利とは…

全期間を通じて一定の金利が適用されるもの。更なる低金利時代が来ても、高金利になっても契約当初の金利のまま変わりません。
ローン完済までの総返済額があらかじめ決まっていますので、ローン期間が10年や15年など短い方にはよさそうです。

住宅ローンを選ぶ際に金利の低さだけにとらわれない

住宅ローンは金額が大きいだけに、0.1%の金利変動でも総返済額が変わってきます。

例えば…2800万円を頭金なしで返済期間35年のローンを組んだ場合。0.1%の金利の違いで約50万円の差が出ます。不動産を購入する際は全体の金額の単位が大きくなりますので錯覚しがちですが、通常の生活での50万円というのは大きいお金です。

それだけ金利の低さは大事です。ただ、総返済額を左右するのは、金利だけではありません。

保証料

住宅ローンを組む際に保証料というものがかかります。連帯保証人を立てる代わりに保証会社に連帯保証してもらうための費用です。金融機関によって設定額は様々、住宅ローンの借入者の信用度、住宅ローンの借入金額、返済期間で決定されます。保証料が70~80万円という事も!金利が安くても保証料が高いと結果的に支払額が増えてしまいますね。
※信用度とは過去のローン返済の状況や、年収、年齢、勤続年数、勤務先などを考慮して判断されます。

団体信用生命保険(団信)

住宅ローンの利用者(債務者)を被保険者とする保険。被保険者が死亡すると、その時点でのローン残高に相当する死亡保険金が金融機関等の債権者に支払われ、借入金がなくなります。
この団体信用生命保険は住宅ローンの金利に含まれている場合と、フラット35などの様に別途負担する場合がありますので、月々の支払金額に影響します。

試算するだけでも大変な住宅ローン。上記以外にも金融機関ごとの事務手数料・印紙税。実際の試算を確金融機関ごとにするのはかなりの労力がかかりそうです。

ざっくりとした計算なら、住宅ローン計算サイトや比較サイトなどを利用してみてはいかがでしょうか!?住宅ローンシミュレーション

住宅ローンを何処で組むか

いざ気に入った物件が見つかり、購入意欲があっても住宅ローンの審査に通ってお金を借りられなければ、その物件を購入することができません。お客様が金融会社を選ぶのと同じ様に、金融会社もお客様を選ぶのが現実です。実際に、住宅ローンの審査が通らず、物件の購入を断念されるお客様もいらっしゃいます。

ご自身で住宅ローンを選ぶ。

前項の様に、ご自身の信用度に問題がない方は、どこの金融会社でもローンが通りそうです。給与の振込がある銀行を使うのもいいかもしれません。金利の優遇が在ったりします。ただ、ご自身でローンの相談をするときは一つ一つの銀行を当たらなければなりません。それぞれの金融機関では、その金融機関の情報しか得られませんので、複数の情報を収集するのはかなりの手間ですね。

不動産屋に住宅ローンを任せてみる。

住宅ローンを組む際に、以下の方々は住宅ローンの審査が通りづらい場合があります。
銀行がお客様を選ぶ状況です。
●転職したばかりで勤続年数が足りない。
●物件を購入する際に必要な金額を借りるには年収が足りない。
●個人事業主や、自営業の方。派遣社員。会社の役員になっている。
●車のローンや、キャッシング、携帯料金や税金の滞納がある。

●外国の方。

住宅ローンを組む際には2段階の審査があります。

①事前審査…住宅ローンを組めるかどうか判断をする機会を得るための審査。審査をしてもらうための審査。
②本審査…住宅ローンを組めるか、融資できる金額などが決まるのがこの審査です。

住宅ローンの審査が通りづらそうな方は、事前審査を受ける際に注意が必要です。

一つの金融機関で住宅ローンの審査が通らず、住宅ローンが借りられなかった場合。他の金融機関でも借りられなくなる場合がほとんど。金融機関の間で、情報が共有されているからです。何度も住宅ローンの審査に出すと、イメージが悪くなりとても不利な状況になってしまします。

そこで相談して頂きたいのが不動産屋です。

不動産購入と住宅ローンは切っても切れない関係…。
不動産屋を通したからと言って、断られたローンが通るようになる事はありません。ただ、断られないような金融機関を選んで住宅ローンの審査を出すことができます。お客様にいろいろな視点からアドバイスをすることができます。

金融機関の審査の基準や内容は公表されていませんので、確証はありませんし絶対に大丈夫という保証はできません。

しかし!
『過去にこのタイプのお客様は、この金融機関で審査が通った』といった経験や、『この銀行ならこういった条件のお客様にも融資をしてくれる』という知識から、住宅ローンの審査に通る可能性を広げるお手伝いができます。

アイエー住宅販売の各支店には、毎月各金融機関の融資担当の方が最新の住宅ローン情報をもって説明に来てくれています。だから様々な銀行の一番新しい金利情報をまとめてお客様にご案内することも可能なのです。

住宅ローンに不安を感じている方は、各店にて、住宅ローンの相談会を随時開催しております。相談料は無料ですので、ご予約の上お気軽にご相談下さい。

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